Oakley Flak Jacket レビュー


先月の記事にもアップしましたがアイウエアを6年ぶりに買い換えました。
 今回、アイウエアを買い換えるのにあたっての条件は、まず私はメガネ使用者なので度付きレンズ又はクリップオン対応であることと、ジテツーでの朝夕のレンズ交換が煩わしさがない調光レンズが選べることでした。
 そんな中、Rudy ProjectのRYZER(ライザー)EXCEPTION(エクセプション)、zerorh+のOlympo(オリンポ)といった候補の中から、迷いに迷って購入を決めたのがOakleyのFlak Jacket(フラックジャケット)でした。決め手は、デザインが気に入ったことと度入りレンズのオプションが予算内で可能であったことです。
Flak Jacketを購入してから1ヶ月たち、ジテツーにサイクリングにと使用しましたのでレビューをアップします。使用感など参考にしていただけましたなら幸いです。


◯商品データ
・フレームカラー:ポリッシュドホワイト
・レンズシェイプ:XLJ
・レンズカラー:調光レンズ(クリア・グレイ)度付き ARコートなし


◯フレームについて
フレームのデザイン的なことについては好みの問題ですので割愛しますが、フレームカラーのポリッシュドホワイトは我ながら良いチョイスだったかなと思ってます。
 ホールド性についても、アジアンフィットフレームということで特に問題はないように思います。ただ、長年使ってきたルディープロジェクトのPERCEPTION(パーセプション)と比較すると、ノーズピースやテール部分での細かい調整が可能なPERCEPTIONの方がホールド性が良いように思います。


◯レンズシェイプについて
フラックジャケットでは、ノーマルとXLJの2タイプのレンズシェイプを選ぶことができます。今回はサイクリングに使用するので、風の巻き込みの防止に効果がありそうなXLJタイプを選択しました。
xlj
 実際の使用感は、風がそれほど強くないときで時速50km程度までであれば、風の巻き込みはほとんど感じることなく走行できました。向かい風が強い時や時速50km以上となると、レンズ上部からの巻き込みで目がしょぼしょぼする感じの時もありましたが、私の場合はそのような場面は極わずかなので支障なしといった感じです。


◯度付きレンズについて
オークリの度付きレンズの場合、トゥルーデジタルレンズ(いわゆる非球面レンズ)、スタンダードレンズ(従来の球面レンズ)or ARTレンズ(カスタムメイドレンズ)、PALレンズ(遠近両用)のラインナップ(RXプログラム)の中から選ぶこととなります。当初は予算的にスタンダードレンズの予定だったのですが、私の視力の場合だとスタンダードレンズの製作範囲外とのことで、今回はトゥルーデジタルレンズとなりました。トゥルーデジタルレンズとは、ハイカーブレンズにありがちな周辺視野の歪みをデジタルプロセスでより最適化して歪みのないクリアな視界を実現したとのことですが詳細はコチラを参照して下さい。
 で、技術的な話はおいておいて実際の使用感ですが、これは本当に感動モノですよ!。まるでコンタクトレンズを使用しているときのような、あるいは視力が回復したと錯覚するようなクリアで自然な視界を得ることができます。これは、本当にオススメですよ。スタンダードレンズとトゥルーデジタルレンズの価格差は約1万円あるのですが、その代価を払う価値は十分にアリです。
ただ、度付きレンズということでレンズの厚みはある程度でてしまうのが玉に瑕ですが、こればっかりは仕方がないですね。レンズに厚みがでることで、メガネ屋さんで通常のレンズのものをかけたときとは、だいぶ見た目の雰囲気が変わるように感じます。
↓参考までに私の視力(右0.3、左0.1で若干の乱視あり)の場合でのレンズの写真です。


◯調光レンズについて
オークリーの調光レンズのカラーは、クリアー・グレイとクリアー・ブラウンの2種類。そして、それぞれARコートの有無を選択できます。ARコートを有りにすると、光の反射や映り込みが少なくなり、太陽光の下ではARコート無しより色が濃く変色するそうです。今回、私が選んだのは、クリアー・グレイのARコート無しで、透過率は89%-12%となっています。
先日のサイクリングで、太陽光の下、木陰、森の中、トンネルでの色の変化の状況を写真に撮ってきました。
【太陽光の下】


直射日光に当てて数分が経過した状態。使用感は、眩しくもなく暗くもなく路面状況も見やすくて調度良い色付きだと思います。ただ、早朝で朝日が直接目に差し込むような場合では、今まで私が使っていたミラーレンズと比べると若干眩しさを感じます。
また、調光レンズの特性として、色が濃くなるときは比較的ゆっくりで、逆に色が薄くなるときは比較的早いそうですが、実際の使用感は暗いところから太陽光の下にでると一瞬眩しさを感じますが、すぐに徐々に色が濃くなってくるので特に問題ない感じです。
【木陰】

木陰に入って数分が経過。薄く色がついている状態。こちらも、眩しくもなく暗くもなく調度良い感じです。
【森の中】

森の中では、ほぼクリアの状態となります。これなら、マウンテンバイクでシングルトラックを走る場合でも十分に使えそうです。
【トンネル】
調光レンズの弱点としてはトンネル走行でしょうか。

↑トンネルに入って直後(15〜30秒くらい)の状態。色が薄く残っていますが、明るめのトンネルなら特に暗さを感じることはないと思います。

↑トンネルの中ほどまで進んだ時(トンネルに入って約2分経過)の状態。まだ、薄く色が残っており若干暗さを感じます。
写真のトンネルは比較的明るめのトンネルでしたので特に支障は感じませんでしたが、照明の少ないトンネルでは、かなり暗く感じて色が完全にクリアにならないと怖くて進めない感じでした。トンネルでは、ルディープロジェクトのEXCEPTIONやPERCEPTIONのようなフリップアップ式が有利でしょう。
その他、調光レンズの注意点として、調光レンズは紫外線に反応して色が変化しますので、車の中ではフロントガラスが紫外線を吸収するため色はほぼクリアの状態となり、運転時のサングラスとしては使用できません。あと、高温時は色の変化が悪くなるそうで、真夏日などでは若干眩しさを感じるかもしれませんとのことです。


◯総評
かなり高額な出費となりましたが、それに見合う価値は十分といった感じてとても満足しています。一番満足している点はトゥルーデジタルレンズのクリアな視界でしょうか。今まで使用していた球面レンズでは、後方確認で振り返った際にレンズの縁の方の歪みで自分の真後ろの状況が良く見えないといったことが多々あったのですが、このレンズは縁の方でもクリアな視界が得られるので後方確認がずいぶん楽になりました。なにより自転車の醍醐味である道々の景色がより楽しめるようになりました。メガネ使用者の方には本当におススメですよ。
以上、Oakley Flak Jacketのレビューでした。